よく使う英語の前置詞を網羅的に紹介!似た前置詞の使い分けもあり

英語の前置詞って日本語にはない概念なので、使い分けが難しかったり、どの前置詞を使うべきか迷ったりしがちですよね。

前置詞は、ざっくりとしたイメージを把握しておくことによって、コローケション(何と何がよく一緒に使われるか)も同時に把握でき、自分で英文を作るときの表現力も増して、スムーズなスピーキングや自由なライティングにつながります。

そこで、今回は英語の前置詞をご紹介したいと思います。

この記事はこんな方におすすめ:

  • 英語の前置詞ってどんなのがあるの?網羅的に知りたい
  • 英語の前置詞をイメージや例文と覚えたい

 

こんな人が書いてます

ルー

  • 英語好きが高じて、留学なしで高校で英検1級を取得
  • 英語で仕事して10年以上

英語の前置詞とは

まず、英語の前置詞とは、名詞節(動名詞節を含む)の前に置くことで、そのものとの関係性を示すための言葉です(「at」や「in」など)。

名詞節というのは、名詞、または名詞を中心とする複数単語のかたまりで、例えば以下のようなものがあります。

無冠詞 + 名詞 (例:cats)
冠詞 + 名詞 (例:the cat)
形容詞・所有格 + 名詞 (例:the cute cat / your cat)

動名詞節というのは、動名詞(動詞のing形で名詞を表す表現)、または動名詞を中心とする複数単語のかたまりです。なお、動名詞については、こちらの記事で詳しくご紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。 【英語の動名詞を使いこなそう】不定詞との使い分けパターンも紹介

前置詞として使われる単語が、その他の場合には副詞や接続詞、形容詞や名詞として使われることよくあります。ある単語が前置詞なのかそうでないのかという点は、おおむね、名詞節が後ろに続いているかどうかで判別できるかと思います。

英語の前置詞

それでは、よく使われる前置詞を見ていきましょう。

アルファベット順リスト

前置詞のアルファベット順リストは以下のとおりです。特によく使うものはハイライトをつけています。

よく使う英語前置詞(アルファベット順)

Aの前置詞
・aboard 乗り物の上・中に
about 〜について、〜頃・ぐらい
above 〜より上に
across 〜を横切って、〜のいたるところに
after 〜の後ろに
against 〜に対して、〜にもたれて、〜を背景に
・along 〜に沿って
・alongside 〜に並行して、〜と一緒に、〜と同時に
・amid (amidst) 〜の只中に
among (amongst) 〜の間の
around 〜の周りに、〜のあたりに
・as 〜として、〜のように
at 〜に、〜で

Bの前置詞
before(時間的に)〜の前に
behind 〜の後ろに
below (物理的・抽象的位置が)〜の下に、(数字が)〜より低い
・beneath (物理的・抽象的位置が)〜の下に
beside 〜のそばに
between 〜の間に
・beyond 〜を超えて、〜を過ぎて
・but 〜以外に
by 〜によって、〜のそばに、〜までに

C〜Gの前置詞
・concerning 〜に関して
・considering 〜を考慮すると
・despite 〜にもかかわらず
down 〜下に
during 〜の期間に
・except 〜以外に
・following 〜に続いて、〜を受けて
for 〜の方に、〜のために、〜にとっては、〜にしては、〜に賛成で
from 〜から
・given 〜を考慮すると

I〜Nの前置詞
in 〜に、〜で、〜中に、〜中で
inside 〜の内部に、〜の内部で
into 〜の中へ、〜の状態へ
・like 〜のような、〜に似た
・minus 〜を引いた
near 〜の近くで、〜しそうで

Oの前置詞
of 〜の、〜のうちの、〜で構成される
off 〜から離れて、〜からそれて
on 〜の上に
・onto 〜の上に(行く)
・opposite 〜の向かい側・反対側に
out 〜外側へ
・outside 〜の外側に、〜以外は
over  〜の上に、〜を超えて、〜を過ぎて、〜よりも、〜に関して

P〜Tの前置詞
・past 〜を過ぎて
・per 〜ごとに、〜によって
・plus 〜を加えて
・regarding 〜に関して
・round 〜を取り巻いて、〜を回って、〜を通して
・save 〜の他は
・since 〜以来、〜以降
・than 〜と比べて、〜よりも
through 〜を通って、〜の全体で
・throughout 〜の初めから終わりまで、〜のいたるところに
・to 〜の方へ、〜に対して
toward 〜の方へ、〜の方に向いて、〜を目指して、〜に関して

U〜Wの前置詞
under 〜の下に、〜の状態で
・underneath 〜の下に、〜の表面下に
・unlike 〜とは違って
・until / till 〜まで
up 〜の上方へ
・upon 〜の上に
・versus 〜に対して
・via 〜を経由して、〜によって
with 〜と一緒に 
・within 〜中で、〜以内で
・without 〜がなくて

Aの前置詞

aboard

aboardは、乗り物の上・中に、という意味の前置詞です。

I jumped aboard the boat.
わたしはボートに飛び乗った。

about

aboutは、〜に関する、〜頃・ぐらいというのが基本的な意味です。

ルー

明確に何かを指し示すというよりも、その周辺全般をぼんやり指し示すというイメージの前置詞です。

We’ve talked about that before.
以前それについて一緒に話し合ったことがあるでしょう。

It took about an hour.
一時間ぐらいかかった。

よく一緒に使われる動詞
think, consider, worry, complain, read
よく一緒に使われる形容詞:
exited, sorry, happy, worried

above

aboveは、〜より上に、という意味の前置詞です。

aboveとover / on top of との使い分け
aboveと、over / on top ofとの使い分けとしては、aboveは、何かよりも上の位置にあり、かつその間に空間的なスペースが空いているというイメージです。

これに対して、overやon top of は下のものと上のものが接しているような時にも使うことができ、より「上にある」状態全般に使うことができます。

参考:Cambridge Dictionary “Above or over?

Can birds fly above the clouds?
鳥は雲の上を飛べるか?

That’s above my pay grade.
それはわたしの職務権限ではできません。

across

acrossは、〜を横切って、〜のいたるところに、という意味の前置詞です。あるエリアを横断的に、というような意味で「〜のいたるところ」といった意味で使われます。

You need to go across the street to get there.
そこに行くためには、この道を渡らなければならない。

We were sitting across from each other.
わたしたちは向かい合って座っていた。

We travel all across the country.
私たちは全国を旅行している。

acrossを使った慣用表現の例:
・across the street 向かいの
・across the board 全面的に、全面的な

after

afterは、〜の後ろ(後)に、というイメージの前置詞です。ここから派生して、〜の後を追う、〜にちなむ、〜に続いて、のようなイメージでも使われます。

I’ll go there after my birthday.
誕生日の後にそこに行くつもりだ。

It seems like that they’re going after your personal information.
彼らはあなたの個人情報を狙っているみたいだね。

They named their son after his grandfather.
彼らは、自分の息子を、彼の祖父にちなんで名付けた。

接続詞の用例:
なお、afterやbeforeは接続詞として使う場合、afterの後は名詞ではなく、完全な文章(主語 + 動詞 etc)を置くことができます。

What are you planning to do after your kids leave for college?
お子さんが大学生になって家を出られたあと、どんなことを計画していますか?

against

againstは、〜に対して、〜にもたれて、〜を背景にという意味の前置詞です。反対する、というような意味で使う以外に、物理的にもたれかかるという意味や、メインの物体と対照的な存在というイメージで「〜を背景に」という意味で使われます。

I’m against the plan.
その計画には反対だ。

The guy was leaning against the wall, smoking.
その男は、壁にもたれかかって、タバコを吸っていた。

The dog was rubbing its nose against the owner’s legs.
その犬は、飼い主の足に鼻をこすりつけていた。

How can I make text stand out against a bright background?
明るい背景の中で文字を目立たせるには?

againstを使った慣用表現の例:
・against the backdrop / background (of〜) 〜を背景に
・against one’s will 〜の意志に反して
・go against the grain (with / for 〜) (〜の)性分に合わない、気に入らない

along

alongは、〜に沿ってというイメージの前置詞です。

Just go along the street.
道なりに進んでください。

alongを使った慣用表現の例:
・along the line(s) of 〜のテーマに沿って

Yeah, I said something along the line.
ええ、そういった内容のことを言いました。

・along the way 道中で、道すがら、途中で

alongside

alongsideは、〜の隣に並行して、〜と一緒に、というイメージの前置詞です。

alongとalongsideの使い分け
alongは細長いものに沿って、というイメージなのに対し、alongsideは、next to(隣に)、together with(一緒に)、のようなイメージです。

参考:Cambridge Dictionary “Along or alongside?

Pull your car alongside the green one.
あの緑の車の隣に駐車してください。

amid

amidは、〜の只中に、というイメージの前置詞です。amidstと言われることもありますが、amidの方が一般的です。

Amid the pandemic, many workers are facing layoffs.
パンデミックの只中で、多くの労働者がレイオフに直面している。

among

amongは、〜の間で、〜の間の、というイメージの前置詞です。amongstとも言われますが、amongの方が一般的です。

ルー

複数名がいる中で、というイメージです。

He’s the most popular among the group.
彼は、グループの中で一番人気がある。

You have to be aware of cultural differences among the people from different countries.
それぞれ違う国から来た人々の間で、文化の違いがあることを認識しなければならない。

around

aroundは、〜の周りに、〜のあたりにというイメージの前置詞です。

It’s around the corner.
それは角を曲がったところにあります。

He’s supposed to be here around noon.
彼は正午ごろにここに来ることになっている。

arroundを使った慣用表現の例:
・around the corner 〜もうじき

The new year is just around the corner.
新年がすぐそこに迫っている。

・around the clock 24時間ぶっとおしで

as

asは、〜のように、〜として、というイメージの前置詞です。

I consider her as my mentor.
私は彼女をメンターとしてみている。

よく一緒に使われる動詞:
consider, think of, regard, view, welcome,
よく一緒に使われる形容詞:
same

at

atは、〜に、〜で、というイメージの前置詞です。ピンポイントで狭い範囲を指すイメージの前置詞になります。

The ceremony will start at 3 p.m.
式は午後3時に始まる。

We met at the station.
駅で会った。

atとinの使い分け
場所についての atと、in の使い分けとしては、inの方が広いイメージ、atはより狭いピンポイントのイメージです。

また、「in 」は、中にいるということを強調したいとき、「at」は、その特定の場所であることを強調したいとき、というイメージです。
文脈や強調したい部分によっていずれも使える場合もあり、たとえば、study in the libraryも、study at the libraryも両方OKです。

よく一緒に使われる動詞
aim, arrive(建物やイベントに到着する場合), smile, look
よく一緒に使われる形容詞:
employed, good, surprised

atを使った慣用表現の例:
・at any rate / at any risk なんとしてでも
・at last ついに
・at the risk of 〜のリスク(危険)をおかして、〜を犠牲にして

At the risk of sounding stupid, what exactly is the problem here?
バカみたいに聞こえるかもしれないけど、何が問題になっているの?

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Bの前置詞

before

beforeは、〜の前に、というイメージの前置詞です。

Try to drink plenty of fluid before giving blood.
献血の前にはたくさん飲み物を飲むようにしましょう。

The matter went before court.
その件は裁判に持ち込まれた。

beforeを使った慣用表現の例:
・before long やがて、間も無く

behind

behindは、〜の後ろに、というイメージで前置詞です。そこから派生して、後れを取る、裏で動く、というニュアンスでも使われます。

I couldn’t tell if it was him because I couldn’t see the face behind the mask.
マスクに隠れて顔が見えなかったので、それが彼かどうかわからなかった。

I’m behind my schedule.
スケジュールが遅れている。

It turned out that it was him who was pulling the strings behind the operation.
その作戦の裏で状況をコントロールしていたのは彼だということがわかった。

behindを使った慣用表現の例:
・right behind someone しっかりと、人の味方・サポートをする
・behind closed doors 非公開で、秘密裏に
・behind the scenes 非公開で、秘密裏に、水面下で

below

belowは、〜より下に、というイメージの前置詞です。物理的位置だけでなく、劣っているという意味や、高さ、気温、数字が〜より下、という場合にも使われます。

belowとunderの使い分け
belowはaboveの対義語で、何かの下にあり、かつそのものとの間に空間的スペースが空いているイメージになります。

一方、上のものと接しているような場合は、underを使います。

また、belowは程度が劣っているという意味にも使いますが、underはその意味には使いません。

参考:
Cambridge Dictionary “Below
VOA Learning English “Under, Below, Beneath and Underneath

Could you put the painting on the wall below the clock?
この絵を、そこの壁の時計の下にかけてくれる?

The profit this year was below the initial expectation.
今年の利益は当初の期待を下回った。

beneath

beneathは、〜の下に、というイメージの前置詞です。

beneathとbelow / underとの使い分け
beneathはbelowやunderと同じような意味で使われますが、より文語的・フォーマルです。また、数字に関しては使われません。

また、beneathはbelowと同じく程度が劣るという意味にも使われます。

参考:
Cambridge Dictionary “Beneath
VOA Learning English “Under, Below, Beneath and Underneath

It felt like the ground beneath her feet was quaking.
彼女の足元の地面が揺れているように感じられた。

beneathをつかった慣用表現の例:
・beneath the surface 表面下では

beside

besideは、〜のそばに、というイメージの前置詞です。

We can put a cabinet beside the armchair.
この肘掛け椅子の横にキャビネットをおいてもいいね。

besideを使った慣用表現の例:
・beside oneself (with) (〜で)我を忘れる
・beside the point 論点から外れている

between

betweenは、〜の間に、〜の間で、というイメージの前置詞です。

There are stark differences between millennials and their parents.
ミレニアル世代とその両親世代の間にははっきりとした違いがある。

beyond

beyondは、〜を超えて、〜を過ぎてというイメージの前置詞です。

They went beyond the hills.
彼らは丘を越えていった。

beyondを使った慣用表現:
・beyond me 私の理解を超えている、わからない

but

butは、〜以外、というイメージの前置詞です。

Everybody but me
私以外のみんな

I have nothing but time.
時間だけはたくさんあるよ。(時間以外のものは何もない)

by

byは、〜によって、〜のそばに、〜までにというイメージの前置詞です。

I like books written by female authors.
女性の作家が書いた本が好きだ。

She was the one who stood by me when things got difficult.
大変なときにそばにいてくれたのが(支えてくれたのが)彼女だった。

You need to hand it in by the end of the week.
今週末までにそれを提出する必要がある。

よく一緒に使われる動詞:
composed, employed, discouraged, encouraged, replaced, surprised

byを使った慣用表現の例:
by the way ちなみに、そういえば
by accident 偶然

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C〜Fの前置詞

concerning

concerningは、〜に関してというイメージの前置詞です。

aboutとconcerningの使い分け
about(〜について)と同じような感じで使えますが、concerningの方がフォーマルな印象です。

concerningとregardingの使い分け
前置詞のconcerningとはほぼ同じように使われます。

Do you have any questions concerning the issue?
この件について何か質問はありますか?

ルー

なお、concerningを前置詞ではなく形容詞として使う場合には、「懸念がある・懸念される」という意味になるので注意しましょう。

considering

consideringは、〜を考慮すると、という前置詞です。

Considering the current circumstance, we should not go.
現在の状況を考えれば、行くべきではない。

despite

despiteは、〜にもかかわらず、という意味の前置詞です。

They went there despite the warning.
注意があったにもかかわらず、彼らはそこへ行った。

down

downは、下に(降りていく)というイメージの前置詞です。

We were walking down the hill.
わたしたちは丘を下っていた。

downを使った慣用表現の例:
・down the road 将来
・sell down the river 裏切る
down the hatch 飲み込む、乾杯!
down your alley あなたに向いている
down to the wire 最後の最後まで

during

duringは、〜の期間に、という意味の前置詞です。

It’s worth a visit during your stay.
そこは、滞在期間中に一度は訪れる価値がありますよ。

except

exceptは、〜以外に、という意味の前置詞です。

Nobody came except him.
彼以外は誰もこなかった。

exceptとexcept forの使い分け
exceptとexcept forの使い分けについては、以下のような基本ルールがあります。

1: 後ろに名詞節が続いていて、かつ一般化するフレーズ(all, every, no, everything, anybody, nowhere, wholeなど)が使われているときは「except」と「except for」のどちらもOK
例:
Everyone stood up except (for) him.
彼以外全員が立ち上がった。

1-1: ただし、exceptを文頭にもってくるときは「except for 」を使う
例:
Except for him, everyone stood up.


2: 上記のような一般化するフレーズが使われていないときは「except for」を使う
例:
I read the book except for the first 20 or 30 pages.
最初の20〜30ページ以外は、その本を読んだ。

ルー

名詞節が続いていますが、一般化するフレーズがないので、except forを使います。

3: 後に続くのが名詞節ではなく、前置詞・接続詞など他の品詞や「that節」、通常の文章となっている場合にはexceptを使う(一般化するフレーズが使われている場合も同様)

前置詞の例:
You can’t use your phone except in the designated area.
指定された場所以外で電話を使ってはいけません。

動詞の例:
You can’ do anything except wait.
待つ以外には何もできない。

参考:
antimoon “except/except for
Michael’s English Learner’s Community “Except vs Except for: Confusing English Vocabulary Lesson

following

followingは、〜に続いて(〜の後に)〜を受けてという意味の前置詞です。afterと同じように使われることも多いイメージです。

Following the ceremony, you’ll be invited to the reception.
式のあとにレセプションに招待される。

for

forは、〜のために、〜の方に、というイメージの前置詞です。〜にとって、〜にしては、〜に賛成で、という意味にも使われます。

I need to prepare for tomorrow.
明日の(ために)準備をしなければならない。

She must have left for home already.
彼女はもう家路についているはずだ。

That’s not working for me.
それはわたしにとっては機能していない。

He knows so much for his age.
彼は年齢にしてはいろんなことを知っている。

I’m for the bill.
私はその法案に賛成だ。

よく一緒に使われる動詞:
account, aim, allow, search
よく一緒に使われる形容詞:
good, grateful, sorry, happy, responsible

forを使った慣用表現の例:
・for the day 今日のところは
・for a living 生活のために
for the time being さしあたりは、当面は

from

fromは、(期間や地域について)〜から、という意味の前置詞です。

The show will be aired from next month.
その番組は、来月から放送される。

He’s from Japan.
彼は日本出身だ。

From what I understand, they are thinking about separating.
私が知るところでは(私が理解していることからいえば)、彼らは別居を考えている。

よく一緒に使われる動詞:
differ, suffer, separate, differentiate
よく一緒に使われる形容詞:
different

given

givenは、〜を考慮すると、というイメージの前置詞です。

Given the risk, we should be really careful.
そのリスク(があるかもしれないこと)を考えると、かなり慎重になる必要がある。

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I〜Nの前置詞

in

inは、〜(中)に、〜(中)で、というイメージの前置詞です。時間の中で年(〜年)や時代、年代にはinをつけます。また、業界などにもinを使えます。

The show was popularized in the 60’s.
その番組は60年代に世間に広まった。

よく一緒に使われる動詞:
lack, occur, result, succeed
よく一緒に使われる形容詞:
disappointed, interested

inを使った慣用表現の例:
in the future 将来、未来に
in the past 過去に
in any case とにかく、いずれにせよ
in common 共通の
in fact 事実、実は
next in line 順番が次の

inside

insideは、〜の内部に、〜の内部でというイメージの前置詞です。

inとinsideの使い分け
inと同様に使える場合も多々ありますが、insideの方が、よりしっかり物理的な境界(壁や線など)をイメージしてその中にあると言っているイメージです。

What’s inside the box?
その箱の中には何があるの?

into

intoは、〜の中へ〜の方へ、というイメージの前置詞です。inやinsideがすでに中にある状態のイメージなのに対し、intoは中に入っていく・〜の方へ行く過程というイメージです。また、派生して〜が好きだ、〜に興味があるという場合にも使われます。

I’m into k-pop music.
わたしはKポップの音楽にはまっている。

ルー

また、以下の例文のように、ある期間に入っていくというようなイメージで、ある期間のうち、わりと多い部分というニュアンスでも使われます。

People these days are working longer into their lives.
最近の人たちは、人生の長い期間働くようになっている。

She was living with her parents until well into her 30s.
彼女は30を過ぎてしばらく経つまで両親と住んでいた。

よく一緒に使われる動詞:
change, turn, move, go

like

likeは、〜に似た〜のようなという意味の前置詞です。

I’m not like you.
わたしは、あなたのようではない(あなたとは違う)。

minus

minusは、〜を引いた、という意味の前置詞です。

You have to pay the total cost, minus the cost that you’ve already paid for.
あなたは、すでに支払った費用を除く費用全額を支払わなければならない。

near

nearは、〜の近くでほぼ〜であるという意味の前置詞です。

There is a large park near our house.
私たちの家の近くには大きな公園がある。

No one will come anywhere near you.
(何かのレベルなどで)あなたに並ぶような人は誰もいない。

Our profit this year is near our record high.
今年の当社の利益は当社最高記録に近い。

nearを使った慣用表現の例:
・near the mark ほぼ正確な、冗談が痛いところを突いている

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Oの前置詞

of

ofは、〜の〜のうちの〜で構成されるなどといったイメージの前置詞です。

It’s so nice of you to do that.
そんなことをしていただいて、ご親切に。

I’m a graduate of the university.
私はその大学の卒業生だ。

The table is made of oak wood.
そのテーブルはオーク材で作られている。

ルー

made ofという場合は、原材料の状態(性質)が変わらないとき、made fromという場合は、原材料の状態が変わるときです。

よく一緒に使われる動詞:
(dis)approve, consist, smell, composed
よく一緒に使われる形容詞:
aware, capable, full, proud, irrespective, void

off

offは、〜から離れて〜からそれて、というイメージの前置詞です。

That might help you getting your mind off your troubles.
それをすれば、トラブルのことばかり考えなくてすむかもしれない。

It seems to be a little off topic.
少しトピックからずれているように見える。

offを使った慣用表現の例:
get things off the ground うまくスタートさせる、軌道に乗せる
・get things off one’s chest 何かを打ち明けて心のつかえをとる

on

onは、〜の上に、というイメージで、物理的に接触した状態で何かの上にあるというイメージです。そこから派生して、〜に従事している状態何らかのシステムや仕組み的なものの上にある状態テレビや舞台などに出演している状態にも使われます。

There was a vase on the table.
そのテーブルの上には花瓶があった。

I’m on it.
了解しました(やります)。

I exercise on a regular basis.
私は、定期的に運動している。

I’m on a diet.
わたしはダイエット中だ。

He was on another sitcom last year.
彼は昨年別のシットコム(コメディドラマ)に出ていた。

よく一緒に使われる動詞:
concentrate, depend, insist, reflect, dawn

onを使った慣用表現の例:
・on someone 〜のおごりで
・on time 時間どおりに
・on sale セール中で
・on demand 要求に応じて
・on the nose 正確な、きっかり

onto

ontoは、〜の上に(行く)という意味の前置詞です。また、〜に気づく・勘づくという場合にも使われます。

The cat jumped onto the shelf.
その猫は、棚の上に飛び乗った。

Turn left onto the main street.
左に曲がって大通りに出てください。

That put me onto the fact that we could learn regardless of our age.
それにより、私たちは年齢に関係なく学べるのだということに気付かされた。

ontoとon toの使い分け
ontoとon toの違いとしては、句動詞でonが入っているものを使うときはon toを使います。
参考:Writing Explained “Onto vs. On to: What’s the Difference?

ontoを使った慣用表現の例:
・onto someone 〜のたくらみなどに気づく
・onto a good thing 甘い汁を吸う
・onto a winner (with)(〜で)成功・勝利間違いなしになる

opposite

oppositeは、〜の向かい側・反対側にという意味の前置詞です。

The parking is just opposite the building.
駐車場は、建物のちょうど反対側にあります。

ルー

反対側、という意味から、舞台などで〜の相手役をするときもoppositeが使われます。

He played opposite the heroine.
彼はヒロインの相手役を演じた。

out

outは、外側へ、という意味の前置詞です。

I looked out the window.
私は窓の外を見た。

I went out the door.
ドアから外へ出た。

outとout ofの使い分け
outout ofの違いについては、outは「何かを通って外へ」というイメージ、out of は「何かの中から外へ」というイメージです。

ルー

このイメージに沿うと、家から出るというときは、すでに家にいるところからスタートするので、go out the houseとは言いません。


参考:StackExchange “Out or out of which is it?”

outside

outisdeは、〜の外側に、〜以外はという意味の前置詞です。

Police officers were standing outside our home.
警察が私たちの家の外に立っていた。

outsideを使った慣用表現:
・outside the scope of 〜の範囲外
think outside the box 既存の型にはまらない考え方をする
・outside-the-box 考え方が既存の枠にとらわれない、独創的な

over

overは、〜の上に、〜を超えて、〜を過ぎて・終わって、〜よりも、〜に関して、といった意味を持つ前置詞です。

I saw birds flying over the mountain.
その山の上を鳥たちが飛んでいくのが見えた。

I prioritize A over B.
私はBよりもAを優先する。

Let’s talk over a cup of coffee.
コーヒーでも飲みながら話そう。

I’m over it.
もう、それに関してはいいや。

overを使った慣用表現:
over the moon 嬉しくて有頂天になって
・over the edge 気が変になって

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P〜Tの前置詞

past

pastは、〜を過ぎて、という意味の前置詞です。

I think he’s past playing with the toy.
彼は、もう、そのおもちゃで遊ぶ年齢ではなくなったと思う。

We drove past the store.
わたしたちは、その店の前を車で通り過ぎた。

per

perは、ラテン語ですが、英語でも、〜ごとに、〜によってという意味の前置詞として使われます。

They limited purchases to two products per person.
一人当たり2個までの購入に制限された。

We made some revisions per your request.
ご要望に従っていくつか修正を加えました。

なお、英語でよく使われるラテン語については以下の記事でご紹介しています。 【まずはこれだけ】英語の文章で使えるとかっこいいラテン語フレーズ26選

plus

plusは、〜を加えて、という意味の前置詞です。

They gave us a good deal plus some maintenance service.
彼らは割安な値段に加えてメンテナンスサービスもつけてくれた。

regarding

regardingは、〜に関してという意味の前置詞です。

I think we’re on the same page regarding the matter.
その件については私たちの足並みはそろっていると思います。

round

roundは、aroundと同じく〜を取り巻いて・〜を回ってという意味と、〜を通してという意味を持つ前置詞です。

aroundとroundの使い分け
前置詞として使う場合には、ほぼaroundと同じように使えますが、アメリカ英語ではaroundの方が一般的です。

save

saveは、〜の他はという意味の前置詞で、「but」や「except」と同じような感じで使うことができます。

ルー

ただ、butやexceptの方がより一般的という印象です。

I managed to answer all questions save one.
一つを除いて、全ての質問になんとか答えることができた。

since

sinceは、〜以来、〜以降という意味の前置詞です。

It’s been a while since the last time.
前回からしばらく時間がたった。

than

thanは、〜と比べて、〜よりも、という意味の前置詞です。

I don’t think he’s older than you.
彼はあなたより年上だとは思わない。

through

throughは、〜を通って、〜の全体で、というイメージの前置詞です。

He grew stronger through the experience of hardship.
彼は、辛い経験を通して、より強くなった。

I was shy all through my school life.
私は学校生活全体を通して恥ずかしがり屋だった。

The class is through August 1 through 15.
そのクラスは8月1日から15日までだ。

ルー

上記のように、期間に対してthroughを使うときは、最後の日も含むことになります。その他、期間に使える前置詞については以下記事でご紹介していますので、あわせてチェックしてみてください。
【英語の日付・曜日・時刻の書き方・言い方】米英の違いや前置詞も紹介

throughout

throughoutは、〜の初めから終わりまで、〜のいたるところにという意味の前置詞です。

They offer learning courses throughout the year.
同社は一年中、学習コースを提供している。

They have offices throughout the world.
同社は世界中に拠点を持っている。

to

toは、〜の方へ〜に対してという意味の前置詞です。

It’s about 5-minute drive to the south.
5分くらい車で南に行ったところにあります。

Okay, I’ll send it over to you.
わかりました。あなた宛に送っておきます。

よく一緒に使われる動詞:
belong, contribute, lead, oppose, refer
よく一緒に使われる形容詞:
accustomed, addicted, beneficial, close, contrary, dedicated, essential, grateful, previous, preliminary, preparatory, related, (ir)relevant, similar, subsequent

toを使った慣用表現の例:
・to the point 要領を得た
to the point of / to the point where 〜の状態になるほどに
・to the extent of 〜の程度まで
・to a certain extent ある程度は

toward

towardは、〜の方へ、〜の方に向いて、〜を目指して、(特定の時間)の少し前に、といった意味を持つ前置詞です。

towardsとtowardの使い分け
同じ意味でtowardsと言われることもありますが、アメリカ英語ではtowardの方が一般的です。
参考:Merriam-Webster “Is It ‘Toward’ or ‘Towards’?

towardとtoの使い分け
towardとtoは、同じように使えることもありますが、たとえばgoと一緒につかうときは、toは「目的地に向かう」という意味なのに対しtowardは「その方向へ向かう」という意味になり、少しニュアンスが異なります。

We have a large window in the room, facing toward the south.
その部屋には、南向きの大きな窓があります。

Here’s my plan toward achieving the goal.
そのゴールを達成するための私の計画がこれです。

You can all provide a comment toward the end of the meeting.
みなさま、会議が終わる少し前に発言していただけます。

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U〜Wの前置詞

under

underは、〜の下に、 というイメージの前置詞です。そこから派生して、〜の状態で、など色々な使われ方をします。また、年齢についてもunderが使われます。

We watched the bonfire under the starry sky.
星空の下で焚き火を見た。

The site is under construction.
その場所は建設中だ。

In Japan, drinking is prohibited if you are under the age of 20.
日本では、20歳未満は飲酒が禁じられている。

underを使った慣用表現の例:
・under control コントロール下にある、問題ない
・under the circumstances そのような状況で、そのような状況なので
・under cover 隠されて
・under the cover of 〜を装って
sweep something under the rug / carpet 不都合なことを隠す、みないふりをする

underneath

underneathは、〜の下に〜の表面下にという意味の前置詞です。

underとunderneathの使い分け
underとの違いとしては、underneathの方が、何かのすぐ下にあって、かつ何かに覆われているというイメージになります。

It looked like something was moving underneath the skin.
それはまるで、皮膚の下で何かが動いているようだった。

underneathを使った慣用表現の例:
・underneath the surface 水面下で

unlike

unlikeは、〜とは違ってという意味の前置詞です。派生して、〜らしくないという意味でも使われます。

Unlike the rest of the class, she actually found joy in learning.
他のクラスメイトと違い、彼女は学ぶことに実際に楽しみを見出していた。

That’s so unlike you.
それは全然あなたらしくないね。

until / till

until / tillは、〜までという意味の前置詞です。

ルー

ほとんど同じように使えますが、tillの方が口語的untilの方がフォーマルな印象です。

He won’t be back until next Wednesday.
彼は次の水曜にならないと帰らない。

I didn’t know that until this morning.
それは今朝初めて知った。

up

upは、〜の上方へという意味の前置詞です。

Go up stairs!
2階に行きなさい!

ルー

単に「歩いていく」という意味で使われる場合の「walk up」と「walk down」については、さほど厳密に使い分けを意識せずに使われることが多いようです。

upを使った慣用表現の例:
・walk up to 〜に歩いて近づいていく
・up in the air 未定で、有頂天で

upon

uponは、〜の上にという意味の前置詞です。onに置き換えることができ、onの方がより一般的・口語的です。

Her parents have a strong influence upon her.
彼女の両親が、彼女に大きな影響を与えている。

versus

versusは、ラテン語で、〜に対してという意味の前置詞です。

It comes down to risk versus return.
結局はリスクかリターンかということになる。

via

viaは、ラテン語で、〜を経由して、〜によって、という意味の前置詞です。

You can fly to Europe via Japan.
日本経由でヨーロッパに飛べばいいよ。

If you have any question, please contact us via e-mail.
何かご質問があれば、メールでご連絡ください。

with

withは、〜と一緒にというイメージの前置詞です。そこから派生して、〜の状態で、〜を使って、という意味にも使われます。

Oh, it’s okay, she’s with me.
ああ、大丈夫、彼女はわたしの連れです。

ルー

セキュリティなどでとめられそうになったときに、セキュリティを通れる人がいうようなセリフです

She welcomed me with her arms wide open.
彼女は両腕を広げて私を迎え入れてくれた。

Do you have any concerns with the plan?
この案に関して何か懸念がありますか?

You can do almost everything with computers.
コンピューターを使えばほとんどなんでもできる。

よく一緒に使われる動詞
(dis)agree, argue, deal, comply, contend, conform, replace, satisfy
よく一緒に使われる形容詞:
compatible, comfortable, concerned, content, disappointed, familiar, happy, wrong

within

withinは、〜中で、〜以内でという意味の前置詞です。

I didn’t receive my order within the estimated time frame.
見積もられていた期間内に、注文が届かなかった。

withinを使った慣用表現の例:
・within reason 常識の範囲内で

without

withoutは、〜がなくて、という意味の前置詞です。

How can you achieve your goal without believing that you can.
できると信じることなく、どうやってゴールを達成できるのか?

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以上、英語の前置詞を網羅的にご紹介しました。

よく使われる「群前置詞」

最後に、前置詞を含む複数の単語から成る、いわゆる「群前置詞」の中で、比較的よく使われるものをあげておきます。

ルー

これらもよく使われるので、覚えて使えるようにしておくと便利です。
よく使われる群前置詞

・ahead of 〜より前に、〜より進んで(ahead of time 前もって)
・along with 〜と一緒に
・apart from 〜は別として、〜はさておき、〜以外では
・as for 〜に関しては、〜については
・as in たとえば〜のような、〜にあるような
・as opposed to 〜とは対照的に
・as to 〜に関しては、〜については
・as with 〜と同様に、〜のように
・A as well as B AもBも、BだけでなくAも
・aside from 〜はさておき、〜の他に
・at odds with 〜と仲違いして
・because of 〜のために(理由)、〜のせいで
・but for 〜がなければ
・by virtue of 〜のおかげで
・by means of 〜の手段によって
・by way of 〜の方法によって
・due to 〜の原因によって
・except for 〜を除いて
・far from 〜から遠くに、〜から離れて
・for the purpose of 〜の目的で
・in addition to 〜に加えて
・in between 間の
・in charge of 〜に責任があって
・in exchange for 〜と交換で
・in favor of 〜に賛成で
・in front of 〜の前に
・in honor of 〜に敬意を評して、〜を祝して
・in light of 〜に照らして・〜を考慮して
・in need of 〜を必要とする
・in place of 〜の代わりに・〜の代理で
・in respect of 〜に関して
・in spite of 〜にもかかわらず
・in terms of 〜に関して
・inside of 〜の中に
・instead of 〜の代わりに
・on account of 〜の理由で
・on behalf of 〜の代理で・〜のために
・on the verge of 今にも〜しそうで
・on top of 〜の上に、〜に加えて
・out of 〜から出て(out of curiosity 好奇心から)
・outside of 〜の外に、〜を別とすれば
・owing to 〜のせいで、〜のおかげで
・such as たとえば〜のような
・thanks to 〜のおかげで
・together with 〜と一緒に
・up to 〜に至るまで、〜に合致して、〜をしようとして、〜次第で
・prior to 〜に先立って
・up until (時期的に)〜になるまで
・with a view to 〜の目的で、〜を視野に入れて
・with regard to 〜に関して
・with respect to 〜に関して


以上、群前置詞の中から、よく使われるものをご紹介しました。

まとめ:英語の前置詞のイメージをつかんで使いこなそう!

以上、今回は、英語の前置詞を、イメージや用例とともに網羅的にご紹介しました。

英語の前置詞はイメージをざっくりとつかんでおくと、スピーキングなどのアウトプットでも表現の自由度が増えます。

また、句動詞の意味の感覚も掴みやすいので、以下でご紹介しているような表現やフレーズも覚えやすくなります。 【英語の句動詞】少ない動詞で表現力大幅UP!320個以上を例文付きで紹介

ぜひ、マスターして、自分で英語を使うときの自由度と表現力を高めていきましょう!

それでは今回はこのあたりで。最後までお読みいただきありがとうございました。

参考:
The Free Dictionary “A full list of prepositions (no singing required)
Cambridge Dictionary “Prepositions
Walden University “Grammar: Prepositions