英語の順接表現:「だから」「〜のために」に使えるフレーズを場合ごとに紹介

英語をしゃべるときに、「だから」や「〜のために」などの表現を使いたいときに、パッと出てこないこと、ないですか?

でも「だから」の場合は原因・理由と結果・結論、「〜のために」の場合は目的と手段が明確に表せる言葉なので、英文で、こうした関係性がわかるような言葉を使うと、論理的にわかりやすい文章を作ることができます

そこで、今回は、「だから」「〜のために」という2つの表現について、原因・理由と結果・結論、目的と手段というそれぞれの場合別に、使えるフレーズをご紹介したいと思います。

この記事はこんな方におすすめ:

スピーキングやライティングで使える「だから」や「〜のために」のバリエーションを知りたい

 

こんな人が書いてます

ルー

  • 英語好きが高じて、留学なしで高校で英検1級を取得
  • 英語で仕事して10年以上

英語の「だから」に使えるフレーズ

まずは、「だから」に使える英語フレーズです。同じ因果関係を述べる場合でも、原因と結果のどちらから述べるかによって使うフレーズが変わりますので、以下のそれぞれの場合に分けてご紹介します。

  • 1: 結果・結論を述べる文章に使えるフレーズ
  • 2: 原因を述べる文章に使えるフレーズ

1: 結果・結論を述べる文章に使えるフレーズ

まずは、結果を述べる文章に使えるフレーズです。

ルー

それまでに何かしら因果関係の「原因」にあたることを述べていて、だから〜だ、という形で因果関係の「結果」にあたる部分を言うケースです。

1-1: 結果・結論を述べる文章に使える基本フレーズ

基本的には以下のようなフレーズがよく使われます。

And
So
Therefore
Because of that / Because of this
Based on that
For this reason / For these reasons
As a result
Thus
Hence フォーマル
Accordingly フォーマル
Consequently / In consequence フォーマル
With that in mind

And

Andは、AとBのような並列によく使われますが、意外と、軽めの「だから」の意味でも使われることが多いフレーズです。

I stayed up late last night watching a streaming show, and couldn’t get up early this morning.
昨日は夜遅くまで海外ドラマを見ていて(見ていたので)、今朝早く起きられなかった。

So

Soは、ニュートラルに前の内容を受けるフレーズで、特に口語では一番使いやすいフレーズです。

I watched streaming shows til late last night. So, it was hard for me to get up early this morning.
例:昨日は夜遅くまで海外ドラマを見ていた。だから今朝早く起きるのが辛かった。

So what I’m trying to say is ….
ですので、わたしが言いたいのは….

Therefore

Thereforeも使いやすいフレーズです。何かの議論で自分の主張をするときなどに、文頭などによく使われるほか、「and therefore」のように文中に使われることもあります。

Many people think that once they become parents, they have more responsibilities and therefore have to give up a lot of things.
多くの人が、親になると責任が増え、したがって多くのことを諦めなければならないと考えている。

YouGlishで「and therefore」で検索してみた結果はこちらです。

ルー

YouGlishはある単語が口語でどのように使われるかを確認するのにおすすめです。青地に右横向きの三角のボタンを押すと次の動画に進みます。

Because of that / because of this

Becauseは、単体の場合は原因を述べる文章に使う形になりますが、それを裏返す形で「Because of that」や「Because of this」の形にすると、結果を述べる文章で使うことができます。

The internet is so prevalent now, and because of that, more and more people are finding it difficult to be off the social media.
今はネットが非常に普及しており、そのために、多くの人にとってSNSから離れるのが難しくなっている。

Based on that

Based on thatは、「それを踏まえて」という意味のフレーズです。

ルー

thatのところには、these reasonsthe explanationなど、好きな単語に変えてもOKです。

Based on that, I think it is too early to start the project.
それを踏まえると、プロジェクトを始めるのは時期尚早だと思う。

For this reason / For these reasons

For this reason / For these reasons は、文字通り「〜という理由で」という意味のフレーズです。すでに理由になることをはっきり述べているようなときに使いやすいフレーズです。

For these reasons, we’ve decided to take on the charity.
このような理由で、このチャリティーを開催することにしました。

また、以下のように、It is / was for this reason that 〜のような形でもよく使われます。

It was for this reason that he decided to move out.
彼が出ていくのを決めたのは、このような理由からだった。

As a result

As a resultは、文字通り「その結果」という意味のフレーズです。

As a result, we saw nearly 200% increase in demand.
その結果、200%近くの需要の増加が見られた。

Thus

Thusは、「したがって」「このようなわけで」「こうして」というニュアンスのフレーズです。

Thus, we had to return empty-handed from the shopping trip.
そういうわけで、買い物から手ぶらで帰る羽目になりました。

Hence

Henceは、Thusと同じようなニュアンスですが、よりフォーマルな響きのフレーズです。

ルー

プレゼンや、フォーマルなステートメントなどで使われているイメージです。完全な日常会話で使う場合は、あえて気取った感じにしたいようなときという印象です。

Hence it’s the most difficult school to get into in this country.
したがって、これはこの国で、入学するのが一番難しい学校だ。

また、Henceの場合、以下のように、Hence + 名詞の形でもよく使われます。

Hence the confusion.
こうして混乱が生じている。

YouGlishで「Hence」で検索してみた結果はこちらです。

Accordingly

Accordinglyは、ライティングや、かための文章でよく使います。

Accordingly, we introduced this system.
したがって、このシステムを導入する運びとなりました。

「だから」の意味で使うときは、上記のように文頭に置きます。以下のように文中や文末に置くときは、「相応に」「そのように」といった、違う意味で使われるので注意しましょう。

If situation changes, we will modify the system accordingly.
もし状況が変われば、システムもそれに従って修正します。

Consequently / In consequence

Consequently / In consequenceはいずれも、「その結果」、「したがって」という意味のフレーズです。「as a result 」と同じく、今から述べることが結果であるという点が明確になるフレーズです。また、結論の前にも使われることが多いので、今から述べることが結論であるという点も明確になります。

Consequently / In consequence, the company let him go.
その結果、同社は彼を解雇した。

With that in mind

With that in mindは、「〜を念頭に置いて」「〜を踏まえて」という意味のフレーズとして、結論・結果を述べる文章に使えます。

With that in mind, we decided to participate in this program.
これを踏まえて、私たちはこのプログラムに参加することにしました。

1-2: 結果・結論を述べる文章に使える動詞や関係代名詞フレーズ

次に、「that / this / it」や「which」などを主語にして、動詞や動詞+関係代名詞によって、因果関係の結果・結論であることを表現するフレーズです。

That / This / It / Which results in
That / This / It / Which shows / indicates
That’s why / This is why / Which is why
That’s how / This is how / Which is how
That / This / It / Which brings / leads me to …
That / This / It / Which made me think / got me thinking / had me thinking

That / This / It / Which results in

That results inは、前に述べたことの結果を述べるときによく使われる表現です。硬めの文章でよく使われます。後には名詞節が続きます。

He sustained serious injuries that resulted in him being hospitalized.
彼は大怪我を負い、その怪我の結果入院することとなった。

ルー

名詞節のhim being hospitalizedは、動名詞を使った動名詞節です。動名詞については、このような所有格と一緒に使う場合も含めて、以下の記事でまとめています。
【英語の動名詞を使いこなそう】不定詞との使い分けパターンも紹介

That / This / It / Which shows / indicates / implies / suggests

That shows / indicatesは、「だから、〜ということになる」「だから、〜ということを表す・示す」というニュアンスのフレーズで、客観的な結果・結論を述べるときに使えるフレーズです。

一方、implysuggestなどの動詞を使えば、客観的に「〜ということが推測できる」のような形で、確度の低い結論を述べることができます。

That clearly indicates that the testimony was forced and involuntary.
これは、その証言が強要されたものであり非自発的なものであることを明確に示すものだ。

That’s why / This is why / Which is why

That’s whyは、理由になるようなことを述べたあとで結果を述べるときに、特に口語でよく使われる表現です。

「そういうわけで」という感じの軽いニュアンスで使いやすいフレーズです。

That’s why I decided to intern at the company this summer.
そういうわけで、この夏あの会社でインターンをすることにしたんです。

ルー

後には、上記のように S + Vなど完全な文章を持ってきます。

That’s how / This is how / Which is how

同じように、That’s howも、結果を述べるときに口語でよく使われます。That’s whyが、明確に理由を述べているときに使われるのに対し、厳密に理由を述べてはいないけれども経緯などを述べているときにはThat’s howが適切です。

That’s how I realized I needed to change my regimen and eat healthier.
そういうことがあって、食事を変えてもっと健康な食生活にする必要があることに気づきました。

That / This / It / Which brings me to … / leads me to …

That / This / Which brings / leads me to…も、それまでに述べたことを受けて、次の言いたいことにつなげることができるフレーズで、口語、とくにスピーチやプレゼンなどのときの口語としてよく使われる印象のフレーズです。

toの後によく使われるフレーズとしては、the conclusion / the next topic / my second point / my final point、など、結論・トピック・ポイントがよく使われる他、その他通常の名詞、また、say, think, believeなどの動詞の原形も使われる場合があります。

That brings me to the next subject, identity.
これを受けて、次のトピック、アイデンティティです。

That brings me to say that your assertion is baseless.
これを踏まえるとあなたの主張は根拠がないと思います。

ルー

自分がグループとして話している場合には、meのところはusに変えます。

That / This / It / Which made me think / got me thinking / had me thinking

同じように、「That / This」を使ったフレーズとして、That / Which made me think / got me thinking / had me thinkingという表現も使えます。

それまでに述べてきたことを受けて、こういう風に考えた、こういう風に考えるようになった、というニュアンスのフレーズです。

ルー

That got me thinking, I could probably double the business over the next 3 years.
それで、これからの3年に事業を2倍にできるかもしれないと思うようになりました。

2: 原因・理由を述べる文章に使えるフレーズ

次に、原因や理由を述べる文章の文頭に使えるフレーズです。因果関係の「原因」や「理由」であることをはっきりさせることができるフレーズです。

2-1: 原因・理由を述べる文章に使える基本フレーズ

Because / Because of
Since
As
For

As a result of / In consequence of
Considering / Given / Taking into account / Taking into consideration
Seeing as / Seeing that
Thanks to / Owing to

Due to / Owing to
Now that
On account of / For the reason that / For the reason of / By reason of
After / Following / In the wake of

In response to
In view of / In light of

Because / Because of

BecauseやBecause of は、スピーキングでもライティングでも、理由を述べるときに一番よく使われるフレーズです。

ライティングのときはBecauseから文章を始めることはできず、文中にbecauseを持ってくる必要があるといわれることもあります。
参考:Cambridge Dictionary “As, because or since?

ただ、完全な文章になっていれば、Becauseから文章を始めてもOKとしているものもあります。
参考:Writing Explained “Because vs. Since – What is the Difference?

例: Because I was tired.はダメだが、Because I was tired, I went to bed early.はOKなど。

Because ofの場合は後ろに名詞節が続くのに対して、Becauseの場合はS + Vなどの完全な文章が続きます。

I couldn’t go to the party because of another appointment I made.
別の予定のために、そのパーティーには行けなかった。

I couldn’t go to the party because I had another appointment.
別の予定があったので、そのパーティーには行けなかった。

Since

Sinceもよく使います。

Because, Since, As, Forの間には、以下の違いがあります。

・Because は、理由が大切であるときや、因果関係が強いような場合に使います。
・SinceやAsはもっと弱い、または一時的な因果関係に使われます

・Forは、補足のようなニュアンスで使われます。

参考:
GrammarBank.com “Because / Since / As / For
BBC Learning English
Merriam-Webster “‘Since’ vs. ‘As’ vs. ‘Because

Since you know the answer, you can’t play the game.
あなたは答えを知ってるんだから、このゲームには参加できないよ。

As

Asは、Sinceと同じような感じで使えますが、文頭には使えず、以下のように文中に使います

I can’t say anything about the place as I couldn’t even get in .
その場所には、そもそも入れなかったので、何もコメントできない。

For

Forは、補足的な理由を付け加えるときなどに使われるフレーズです。Forも、文頭には使えず、以下のように文中に使います。

It made me happy, for it meant they were trusting me.
わたしは嬉しかった。それは、彼らがわたしを信頼しているということだったから

As a result of / As a consequence of

As a result of / As a consequence ofは、いずれも「〜の結果として」という意味で使えるフレーズです。

ニュアンスの違いとしては、As a result of はニュートラルに使える一方、As a consequence ofはネガティブな結果を招いたというニュアンスになります。

参考:WordReference.com “as a result of/as a consequence of

As a result of the overnight rain, the ground was moist and squished with each footstep.
昨夜から降り続いた雨によって、地面は濡れていて、一歩踏むごとにぐちゃぐちゃになった。

As a consequence of staying up late last night, I was late for school today.
昨日夜更かしをしたせいで、今日学校に遅刻した。

Considering / Given / Taking into account / Taking into consideration

Considering / Given / Taking into account / Taking into considerationは、いずれも、「〜を考えると」「〜を踏まえると」というニュアンスで使えるフレーズです。

後ろには名詞節や(that) S + Vが続きます。また、以下のように、文中にも文頭にも使えます。

Considering the prevalence of the Internet, it is natural that online matching app is so popular now.
インターネットの普及を考えれば、オンラインのマッチングアプリが流行っているのも自然なことだ。

It is no wonder that online matching app is so popular now considering that the Internet has become such an essential part of our life.
インターネットが私たちの生活の中でこれほど重要な要素になっていることを考えれば、オンラインのマッチングアプリが流行っているのにも不思議はない。

Given the current situation, we should be more careful.
現在の状況を考えると、もっと注意すべきだ。

Taking into account the fact that our competitors will probably think the same things, we need to do even better.
我々の競業他社もおそらく同じことを考えるだろうことを踏まえれば、もっと良いやり方をする必要がある。

Seeing as / Seeing that

Seeing as / Seeing thatは、「〜を見ると」「〜を踏まえると」という意味で使えるフレーズです。

フォーマル度は低く、わりとくだけた言い方になります。文頭にも文中にもOKです。

Seeing as you’ve got your hands full, I’ll ask somebody else.
忙しそうだから、別の人に聞いてみるよ。

Seeing that they liked our work so much, they’ll probably offer us another job.
私たちの仕事をすごくに入ってくれたみたいだから、また仕事がもらえそうだね。

Thanks to / Owing to

Thanks to / Owing to は、〜のおかげで、という意味で使えるフレーズです。ただの理由ではなく、〜のおかげ・功績、という意味を出したいときに使えます。

Thanks toは「〜のせいでね」という意味で皮肉にも使われたりします。

ルー

Thanks to your help, we could make the deadline.
あなたのおかげで、期限に間に合わせることができました。

Owing to increased demand, the market is growing rapidly.
需要の高まりを受けて(需要増大のおかげで)、マーケットは急速に成長している。

ルー

Owing toは「〜の理由で」というニュートラルな意味でも使われます。次のdue toのセクションをご参照ください。

Due to / Owing to

Due to / Owing toは、〜の理由で、〜なので、という意味で使えるフレーズです。

The bank was closed yesterday due to the national holiday.
国民の休日だったので、その銀行は昨日営業していなかった。

Due toは、形容詞であるため名詞を修飾する形でなければならない(例:Cancelation was due to the bad weather.はOKでもIt was cancelled due to the bad watherはダメ)とする説もありますが、最近では上記のように前置詞として使う方法も認められています。

参考:The Free Dictionary “Due to

Now that

Now thatは、「今や〜なのだから」「もう〜なのだから」という意味のフレーズで、今現在の状況を原因や理由として挙げるときに使えるフレーズです。

Now that you’re a grown-up, it’s time to do the responsible thing.
もう大人になのだから、責任のあることをすべきときだ。

On account of / For the reason that / For the reason of / By reason of

On account of / For the reason that / For the reason of / By reason ofは、いずれも「〜の理由で」という意味で使えるフレーズです。

The event was called off on account of the heavy rain.
そのイベントは、大雨のために中止された。

After / Following / In the wake of

After / Following / In the wake ofは、いずれも、時系列的に「〜のあとに」というニュアンスがあるフレーズですが、これも「〜を受けて」「〜の結果として」という感じで、原因や理由を述べる文章に使うことができます。

Following the incident, the police launched an investigation.
その事件を受けて、警察は捜査を開始した。

In the wake of the pandemic and stay-at-home orders, electric car industry is facing challenges.
パンデミックと在宅命令を受けて、電気自動車業界は苦戦を強いられている。

In response to

In response toは、何かのアクションの直接的な原因になるようなものを述べるために使えるフレーズです。

In response to your request, attached is a minute of the meeting.
ご要望を受けて、会議の議事録を添付いたします。

In view of / In light of

In view of / In light ofは、「〜を考慮して」「〜の観点からみれば」「〜に照らせば」というニュアンスで使えるフレーズです。

In view of the current situation, we’ve decided to postpone the meeting until next month.
現在の状況を考慮して(このようなご時世なので)、会議は来月に延期することにしました。

2-2: 原因・理由を述べる文章に使える動詞フレーズ

次に、「that / this / it」や「which」などを主語にして、動詞によって因果関係の原因であることを表現するフレーズの例です。

ルー

比較的フォーマルな硬い文章にも使うことができます。

後には名詞節が続きます。the fact that…などのフレーズ後に続けると、客観的な事実として原因を述べる文章になりますが、the assumption that…などとすると仮定the perception that…などとすると認識を原因とする文章なども作ることができ、いろいろなバリエーションを広げていくことができます。

That / This / It / Which comes from (the fact that)
That / This /It / Which is based on (the fact that)
That / This /It / Which is caused by (the fact that)
That / This / It / Which arises from (the fact that)
That / This / It / Which originates from (the fact that)
That / This / It / Which results from (the fact that)
The problem lies in / with

英語の「〜のために」に使えるフレーズ

次に、「〜のために」に使える英語フレーズです。

目的に使えるフレーズなので、結果や結論とは少し違いますが、「〜になるように」や「〜したいから」という意味でも使えたりする点で「結果・結論」に似た概念でもあるので、あわせてチェックしておきましょう!

ルー

目的」が、「〜を達成したい」という原因・理由「手段」が、「だから〜をする」という結果・結論というイメージです。

以下の場合ごとにフレーズをご紹介します。

  • 1: 目的を述べる文章に使うフレーズ
  • 2: 手段を述べる文章に使えるフレーズ

1: 目的を述べる文章に使えるフレーズ

(In order (for 人)) to 動詞の原形 / So as to 動詞の原形
For
So (that)
For the purpose of 〜 / With the purpose of 〜 / With the purpose in mind of 〜
For the sake of
Thereby

(In order (for 人)) to 動詞の原形 / So as to 動詞の原形

(In order (for 人)) to 動詞の原形 / So as to 動詞の原形は、目的を述べる文章に使いやすい、比較的フォーマルなフレーズです。

いずれも、〜をするために、という意味で使えるフレーズです。In order (for 人)not toや、So as not toを入れれば、〜をしないように、という意味になります。

違いとしては、In order (for 人)のケースでは、toに続く動詞の主語を(for 人)の形で入れられるのに対して、So as toの形では、主語を挿入できない点があります。

This book should be part of the school curriculum in order for younger generation to know about the history.
若い世代に歴史を知ってもらうために、この本は学校のカリキュラムに取り入れられるべきだ。

In order to achieve the goal, I decided to put aside a few hours everyday for practicing.
このゴールを達成するために、毎日数時間ずつを練習にあてることにした。

We held a meeting so as to discuss the issues in detail.
問題について詳細に議論するために、会議を開いた。

For

Forも、シンプルですが、目的として使いやすいフレーズです。

以下のように、In order to のIn orderを抜いた形と同じく、「for 人 to 動詞の原形」の形でも使えます。

The actor wrote this autobiography for people to know about who he actually is as a person.
その俳優は、人々に、彼が実際にどんな人間なのかを知ってもらうために(知ってもらえるように)この自伝を書いた。

So (that)

So (that)は、In order toと同じようなニュアンスで使うことができ、かつ、続く文章がS + Vの普通の文章で良いので、特に口語で使いやすいフレーズです。So thatのthatが省略されて、Soだけで使われるケースもよく耳にします。

I will have this information passed on to the IT team so (that) they can look into it.
この件についてはITチームで調べられるように、ITチームと共有しておきます。

He made it so (that) people can’t smoke in his restaurant.
彼は、自分のレストランでタバコを吸えないようにした。

ルー

このようにmake it so that「〜にする」という形で慣用的に使われるパターンもあります。

For the purpose of / With the purpose of 〜 / With the purpose in mind of 〜

For the purpose ofWith the purpose ofは、「〜の目的で」という意味の中で、フォーマルに聞こえるフレーズです。With the purpose in mind of 「〜の目的を念頭に」などのフレーズも使われます。

This organization has been established for the purpose of education of healthcare professionals.
この団体は、医療従事者の教育を目的として設立された。

For the sake of

For the sake ofは、単に「〜の目的で」というだけでなく、「〜のことを考えて」「〜のために(〜の利益のために)」というニュアンスに使えるフレーズです。

It seems like they stay together just for the sake of their children.
彼らは、子供達のためだけ一緒にいるみたいに見えるね。

She likes to splurge just for the sake of it.
彼女がお金を派手に使うのは、お金を使うこと自体が好きだからだ。

上記のように「just for the sake of it」というのは、「それを通して得られる何かのためにではなく、単にそれがしたくて」というニュアンスの慣用表現です。この場合、目的(この場合お金を使って得られるサービスや商品)などはどうでもよく、単にその行為(散財行為)が好きという意味になります。

ルー

Thereby

Therebyは、「〜によって」という意味ですが、「〜(今まで述べてきたこと)によって〜の目的を達成する・〜の結果につながる」というニュアンスでもよく使われます。プレゼンなどによく使われるイメージのフォーマルなフレーズです。

YouGlishで「thereby」を検索した結果がこちらです。

The machine automatically takes orders and payments, thereby reducing labor costs.
この機械は自動で注文をとり、会計をし、それにより人件費を削減する。

2: 手段を述べる文章に使えるフレーズ

最後に、逆に手段を述べる文章に使えるフレーズです。

For that / this purpose
In order to do / achieve that
To that / this end
With the goal / purpose in mind
その他、Therefore / So / That’s whyなど、結果・結論に使えるフレーズ

For that / this purpose

For that / this purposeは、目的を述べる文章に使えるフレーズ「For the purpose of 〜」を裏返しにした形で、「この(目的の)ために」という意味で使えるフレーズです。

For this purpose, we started the project.
そのために、このプロジェクトを始めました。

In order to do / achieve that

In order to do / achieve thatは、目的を述べる文章に使えるフレーズ「In order to〜」を裏返しにした形のフレーズです。achieveの場合、目的語には、thatではなくthe goalthe resultなどバリエーションをつけてもOKです。

In order to achieve the goal, we launched the project.
これを達成するために、このプロジェクトを開始しました。

To that / this end

To that / this endは「そのために」という意味で使いやすいフレーズです。

To that end, we’ve decided to establish these rules.
そのために、このルールを定めることにしました。

その他、Therefore / So / That’s whyなど、結果・結論に使えるフレーズ

その他、結果・結論に使えるフレーズとして紹介したフレーズを、手段を述べるフレーズに使っても違和感なく使える場合も多くあります。

まとめ:英語の「だから」「〜のために」のバリエーションを覚えてスムーズに英文を作ろう!

以上、今回は、英語で「だから」「〜のために」という順接の関係の英文を作るときに使えるフレーズをまとめてご紹介しました。

理由・原因、結果・結論、あるいは、目的、手段のどれを言おうとしているのかを頭で意識しながら、こういったフレーズをうまく使えると、論理関係の筋が明確なわかりやすい英文を作れるようになります。

いくつかバリエーションを覚え、練習して使えるようにしておくと、スムーズに英文を作れるようになると思いますので、ぜひこの機会に自分が使えるように意識していきましょう!

それでは今回はこのあたりで。最後までお読みいただきありがとうございました。