【まずはこれだけ】英語の文章で使えるとかっこいいラテン語フレーズ26選

英語で海外ドラマを観ていたりすると、よくラテン語が使われていますよね。

もちろん、ラテン語を使わなくても、シンプルな英語だけで十分にコミュニケーションはできます。

でも、英語にラテン語を使えると、「おっ!」と思われやすいですし、意外と実用的なメリットもあるんです。

そこで、今回は、英語でラテン語を使えると何がいいのかにも触れつつ、英語の文章で使いやすい、使えるとかっこいいラテン語フレーズ26選をご紹介したいと思います。

この記事はこんな方におすすめ:

  • ラテン語使えると何がいいの?
  • 英語の文章に使いやすいラテン語ってどんなのがあるの?

 

こんな人が書いてます

ルー

  • 英語好きが高じて、留学なしで高校で英検1級を取得
  • 英語で仕事して10年以上

英語の文章にラテン語を使うと何がいいの?

まず、英語の文章ににラテン語を使うと、どんなメリットがあるかをご説明します。

英会話にラテン語を使うメリット
  • なんとなく賢そうに見える
  • 簡潔に言い表すことができる
  • 自分で使えるように意識して学ぶと、使われたときも理解しやすい

以下、順番にご説明していきます。

なんとなく賢そうに見える

一つめのメリットが、なんとなく賢そうに見えることです。

ルー

身も蓋もない言い方ですね。

英語はラテン語起源の言語なので、英語を話す文化においてラテン語のフレーズは一種の「教養」とみなされています。

ですので、ぴったりくるラテン語フレーズを会話や文章に盛り込むことができると、「教養がある」という印象になります。

また、このように「教養」と結びつく言葉なので、実用の面でも、フォーマルな場面や内容に使いやすいフレーズになります。

簡潔に言い表すことができる

また、ラテン語を使うことには、言いたいことを簡潔に言い表せるというメリットもあります。

ラテン語は定型的な表現で、英語話者には広く意味を知られています。

特に今回ご紹介するのは、だいだい2語か3語程度までがひとかたまりになっているフレーズなので、こうしたフレーズを使うと、言葉数多く説明的に話さなくても言いたいことが伝わりやすいというメリットがあります。

自分で使えるように意識して学ぶと、使われたときも理解しやすい

また、三つめのメリットが、自分で使えるように意識しておくと、読んだり聴いたりしたときにも理解しやすいことです。

普段から、自分で使えそうなラテン語がないかアンテナを張っておくと、いざ会話で相手が使ったときや、硬い文章を読んでラテン語フレーズが出てきたときにも、「あ、あれだ」と意味を理解しやすくなります。

実際、ネイティブ向けのマテリアルやネイティブの会話には頻繁にラテン語のフレーズが出てくるので、ぜひ、よく使われる基本的なものから、意識的に自分でも使えるようにしていきましょう!

英語の文章で使いやすいラテン語26選

それでは、早速、英語の文章で使いやすいラテン語26個をご紹介していきます。

なお、アメリカ英語の発音で、なるべく再現しやすいようなカタカナ読みを無理やりつけていますが、ぜひ実際にオンライン辞書やGoogle翻訳を使って発音を聴いてみてくださいね!

ルー

きちんと発音できないと自信を持って使えないので、ここは面倒でもぜひやってみてください。

1: A priori

A priori(アプリリィ)は、「自明のものとして推測できる」「推測的・演繹的に導きだせる」「理論上は」といった意味を持つフレーズです。

形容詞(名詞を修飾)としても、副詞(動詞などを修飾)としても使えます。

形容詞
There is an a priori reason for that.
自明な理由がある。

副詞

That’s something you can assume a priori.
それは、理論上(明らかに)そう考えてもいいような事だ。

2: Ad hoc

Ad hoc(アドック)は、何か特定の目的があり、「その目的のためだけの」「必要に応じて作られた」というような意味です。

また、従前は存在しなかったものをその目的のために作るということから、「その場しのぎの」「臨時の」という意味にも使われます。

形容詞としても副詞としても使えます。

形容詞
An ad hoc committee was established for that.
そのための委員会が立ち上げられた。

形容詞
We address issues on an ad hoc basis.
問題が生じ次第必要に応じて対処している。

副詞
We address issues ad hoc.
問題が生じ次第必要に応じて対処している。

3: Ad nauseam

Ad nauseam(アドナァズィアム)は、直訳では「気持ち悪くなるぐらいまで」という意味で、嫌になるほど」という意味で、使います。

ルー

英単語の「nausea = 吐き気」から連想しやすいですね。

副詞として使います。

副詞
We have debated the matter ad nauseam.
その件については嫌になるほどディベートした。

4: Alma mater

Alma mater(ォマータァ)は、「母校」といういう意味です。

名詞として使います。

ルー

「The school I went to(わたしが通った学校)」などと説明的に言うよりも、「My alma mater」とラテン語で言うとスマートになる好例ですね。

名詞
I visited my alma mater the last time I was back in my hometown.
前回帰郷したときに、母校を尋ねました。

5: Alumni

Alumni(アムナィ)は、「卒業生」という意味です。

Almuniは、厳密には「Alumnus(アムナス)=男性の学生」の複数形ですが、共学校の場合は通常、「Alumni」に男女とも含みます。

なお、女性単数は「Alumna(アムナ)」、女性複数は「Alumnae(アムニー)」なので、女子校の場合はこちらを使った方が厳密にはなります。

名詞
I will be attending an alumni networking event next weekend.
次の週末に、母校の卒業生たちの交流イベントに参加する予定です。

6: Alter ego

Alter ego(ゥターーゴー)は、「自分の分身」とか、「とても仲良くていつも一緒にいるような友人」のような意味のフレーズです。

名詞として使います。

名詞
I’m beginning to think she’s my alter ego.
彼女はわたしの親友だと思うようになってきています。

7: Bona fide

Bona fide(ゥナファイド)は、「誠実な = good faith」とか「本物の(偽物でない)= authentic」という意味です。

形容詞として使います。

形容詞
I’m a bona fide member of the organization.
わたしは、その組織の(正真正銘)本当のメンバーです。

8: Carpe diem

Carpe diem(ーペィディーエム)は、「先のことを心配せずに今を楽しもう 」という意味のフレーズです。

ルー

英語でいう「seize the day」と同じです。

Well, carpe diem, right?
今を楽しもう!ということですよね。

I believe in carpe diem.
今を楽しむ、ということをモットーにしています。

9: De facto

De facto(ディファクトウ)は、「事実上の」「事実上は」という意味で、特に、「法律などで決まっているわけではないけれど」という含みのある表現になります。

形容詞でも副詞でも使います。

形容詞
That’s the de-facto standard.
それが、事実上の業界標準だ。

ルー

日本語でもそのまま「デファクトスタンダード」といわれることがありますね。


副詞
It was de facto the only party in the country.
それが、事実上はその国の唯一の政党だった。

10: E.g.

E.g.(イージー)は、「たとえば」という意味のフレーズです。

英語の「for example」と同じです。

I’ve been to several European countries, e.g., France, Italy, and Croatia.
欧州の国はいくつか行ったことがあります。たとえば、フランス、イタリア、クロアチアです。

11: Et cetera

Et cetera(イトゥルラ)は、日本語でもよく「エトセトラ」というのと同じで、「など」という意味ですね。

英語の「And so on」や「And so forth」と同じです。

ルー

書くときは「etc.」と省略しますね。

That includes France, Italy, Germany, et cetera.
それには、フランス、イタリア、ドイツなどが含まれています。

12: I.e.

I.e.(アイイー)は、「つまり」という意味のフレーズです。

英語で「That is (to say)」というのと同じです。

ルー

「たとえば」という意味のe.g.(イージー)と混同しやすいので注意してください。

It will start from next summer, i. e., August.
次の夏、つまり8月から始まります。

13: Impromptu

Impromptu(インプンプトゥー)は、「即興の」「即興で」「準備なしでその場で」という意味のフレーズです。

英語のイディオムでいうと「off the cuff」と同じ意味です。

形容詞でも副詞でも使います。

形容詞
He gave an impromptu speech that night.
その夜彼は、即興でスピーチをした。

副詞
I did it impromptu.
その場で即興でやりました。

14: Ipso facto

Ipso facto(プソゥファクトウ)は、何か既知の事実があり「その事実を踏まえると、事実上(〜ということになる)」という意味のフレーズです。

副詞として使います。

副詞
Because I was in charge of the team, I was, ipso facto, responsible for the problem.
わたしがそのチームの責任者だったので、事実上、わたしがその問題の責任者だったということになります。

15: Mea culpa

Mea culpa(メィアコゥパァ)は、「自分の間違いを認めるもの(発言や声明など)」という意味のフレーズです。

名詞として使います。

名詞
So, here is my mea culpa. I admit I was totally wrong about it.
間違いを認めます。わたしが完全に間違っていました。

16: Per annum

Per annum(パァナム)は、「1年間に」という意味のフレーズです。

文字では、省略してp.a.と書かれたりすることもあり、ビジネスで非常によく使われます。

副詞として使います。

副詞
It can save about XX yen per annum.
それにより、年間XX円程度をカットできます。

17: Per diem

Per diem(パァディエム)は、「1日あたりの」「1日あたり」という意味のフレーズです。

名詞、形容詞、副詞として使い、名詞の場合は、per diemだけで、「日あたりの手当て(支給金)」という意味になります。

名詞
We receive a per diem of 5,000 per person.
1人あたり、1日5,000円の手当てが支給されます。

形容詞
We receive a per diem allowance in the amount of 5,000 yen.
日当たりの手当てとして、5,000円が支給されます。

副詞
We receive 5,000 yen per diem.
1日あたり5,000円が支給されます。

18: Per capita

Per capita(パァキャペラ)は、「一人当たり」という意味のフレーズです。

ルー

ニュースなどでよく出てきますね。

形容詞としても副詞としても使います。

形容詞
That area has the highest per capita income in the country.
そのエリアは、一人当たりの収入が全国で一番高い。

副詞
In the country, the area earns the highest income per capita.
その国では、そのエリアで一人当たりが稼ぐ収入が一番高い。

19: Per se

Per se(パァーィ)は、直前のものを指して、「それそのものでは」「それ自体は」という意味になるフレーズです。

英語でいうと「by itself」とか「in itself」という感じですね。

副詞として使います。

副詞
That particular event per se is not important. What’s important is how that happened.
そのイベントそれ自体はさほど重要ではない。重要なのは、それがどのように起こったかということだ。

20: Postmortem

Postmortem(Post mortem / Post-mortem)(ポゥストーレム)は、「死後の」という意味で、名詞として「検死 = autopsy」と言う意味にも使われます。

ルー

刑事物の海外ドラマとかで「検死にまわせ!」みたいな感じでよく使われていますね。

それ以外にも、インフォーマルには「最近起こったイベントの事後的な振り返り分析や検証」という意味でも使われます。

形容詞
A post-mortem examination has already been conducted.
検死はすでに行われている。

名詞
Let’s have a postmortem about that.
この件について、振り返って分析してみよう。

21: Pro rata

Pro rata(プラァラ/プレイラ)は、「比例して」「按分して」という意味のフレーズです。

形容詞または副詞として使います。

形容詞
The cost is calculated on a pro-rata daily basis.
費用は、日割りで計算されます。

副詞
The profit is divided pro rata among all owners.
利益は、すべての所有者の間で均等にわけられます。

22: Quid pro quo

Quid pro quo(クウィップロゥクウ)は、「見返り」という意味のフレーズです。

名詞として使います。

名詞
I guess there must have been some sort of quid pro quo.
何かしらの見返りがあったんだろうと思います。

23: Status quo

Status quo(スタァラスクウ)は、「現状」という意味のフレーズです。

名詞として使います。

名詞
There’s got to be more than just maintaining the status quo.
ただ現状を維持するだけで良いはずはない。

24: Verbatim

Verbatim(ヴァーイラム)は、「文字どおり」「一言一句」という意味のフレーズです。

形容詞でも副詞でも使います。

形容詞
There is a verbatim record of all statements made in the meeting.
その会議でなされたすべての発言を逐語的な記録があります。

副詞
I’m not going to read it verbatim but let me summarize it.
一言一句読み上げはしないですが、要約させてくだい。

25: Via

Via(ヴィア)は、「〜を経由して」「〜によって」という意味のフレーズです。

ルー

英語の「through」や「by」などと同じですね。

The return flight was via New York.
戻りの便はニューヨーク経由でした。

Please send me a note via email.
メールで内容を送ってください。

26: Vice versa

Vice versa(ヴァイスヴァーサ)は、「逆もまた同じ」という意味のフレーズです。

これも非常によく使われます。

ルー

「and that’s also true the other way around 」などというよりも、ずっと簡潔に言えますね。

副詞として使います。

副詞
The program converts text to speech, and vice versa.
そのプログラムは、文字を音声にし、またその逆(音声を文字にすること)も行います。

まとめ:英語の文章にラテン語を使ってみよう!

以上、今回は、英語の文章にラテン語を使うメリットと、使いやすいラテン語26選をご紹介しました。

ご紹介のとおり、ラテン語は、フォーマルにも使いやすいだけでなく、言いたいことを簡潔に伝えるときにも使いやすい便利なフレーズですので、ぜひ積極的に使っていきましょう!

他のラテン語フレーズも知りたい!という方は、ぜひ「Common Latin phrases」などのワードでGoogle検索してみてくださいね。

なお、ラテン語が実際にどんな風に使われるのか、感覚をつかむためには、まずは耳と目から英語をたくさんインプットするのが一番です。

特に、海外ドラマやニュースなど、ネイティブ向けに作られた教材にはラテン語がたくさん出てきます。

具体的におすすめしたい教材については、こちらの記事でご紹介していますので、ぜひあわせてチェックしてみてくださいね! 【楽しく英語のリスニング力をアップ!】おすすめ教材を一挙紹介

それでは今回はこのあたりで。最後までお読みいただきありがとうございました。